

コロナ禍の中、世の中がこんなだとダメなんじゃないかなぁ。
こんにちは、かぴです。
ロボットアドバイザーとは、資産運用で投資家のリスクをロボットが判断して、最適なポートフォリオ(資産配分)を提案し、自動的に運用してくれる、新しい資産運用代行サービスです。
僕の資産運用は、投資信託、株、外貨、BITコインで、ざっくり全部で1300万円くらいあります。
中でも、メインの投資信託の運用実績は、以下のとおりです。
ファイナンシャルプランナーの方に外資系ポートフォリオを提案してもらい運用しているわけなのですが、ここ最近のコロナ禍の影響で暴落してしまったわけです。
資産運用は、このようなリスクがあるので、ファイナンシャルプランナーの人たちに任せるのがベストと思っていたわけです。
現在は落ち着いて、回復傾向にあるのですが、ロボットアドバイザーと比べてみると、驚いたことがあるんです。
ちょっと、その辺も含めて解説します。
もくじ
コロナ禍の暴落からの立ち上がりがハンパない
結論として、ロボットアドバイザー市場は、コロナウイルスの影響もそれほど受けることなく、高い成長率を維持していました。
これは、『ウェルスナビ 』の運用実績です。
引用:ウェルスナビ
その上、運用資産の総額だけではなく、一人当たりの平均資産額や投資する人たちの数も増加傾向にあり、市場成長のスピードは凄いものがあります。
コロナで暴落しているものの、そこからの上昇復帰の巻き返しがハンパないです。
なぜ、ロボットアドバイザーが人気なのか
ロボットアドバイザー市場は、口座開設数が2020年の110万口座から2023年にかけて260万口座へ2倍以上に増えると予測されています。
今後、人気の市場であることは間違いありません。
では、『なぜ、ロボットアドバイザーが今、人気なのか。』
その理由は以下のとおりです。
- 投資の知識がなくても運用できる
- 少額から運用できる
- 運用コストが安い
『簡単、安い、分かりやすい。』あと、スマホで気軽に扱えるのも人気の理由ですね。
では、上記を解説していきます。
投資の知識がなくても運用できる
投資とは、『自分の持ってるお金を増やす』という目的があって、市場に預けるわけなのですが、お金が増えることだけではなく、減る(元本割れ)場合もあります。
そのため、リスクを見合わせた株式、債権などの金融商品を選択しなければなりません。
株式や債券など金融商品は、国内外の銘柄を合わせると数も多く、その中から選ぶのには、かなりの知識と時間がかかります。
そのため、一般的には、ファイナンシャルプランナーと言われる投資の知識を持った人たちに任せて運用していくのが、今までの資産運用のやり方でした。
ロボットアドバイザーを利用した投資であれば、そんな面倒な手続きは一切ナシです。
投資する側の情報をある程度与えれば、リスク許容度をAIが判断し、その投資家に合わせた適切な投資銘柄を選択し、ポートフォリオ形成(資産配分)までも代行してくれます。
そのため、投資の知識がなくても、また、ファイナンシャルプランナーに頼らなくても、簡単で安全に、誰でも資産運用できます。
少額から運用できる
ロボットアドバイザーでの投資は、株などの投資と違って、少額でできるのも人気の理由です。
最低投資金額は、100円~10万円程度です。
最近では、時代の流れで『資産運用』が幅広く浸透してきていますから、投資金額が少額でも始められる資産運用サービスが出てきていますよね。
ロボットアドバイザー最低投資金額の比較
ロボットアドバイザー | 最低投資金額 |
WealthNavi(ウェルスナビ) ![]() ![]() |
10万円 |
THEO+[テオプラス] docomo ![]() |
1万円 |
FOLIO ROBO PRO | 1万円 |
楽ラップ | 1万円 |
ON COMPASS | 1000円 |
投信工房 | 100円 |
この金額幅なら、手軽で自分の投資計画に合わせたサービスを選択できますよね。
運用コストが安い
投資信託の手数料は、以下の合計になります。
- 信託報酬
- 購入手数料
- 信託財産保留額
- 為替手数料
金融商品の種類によっても手数料に違いはありますが、ETF(上場投資信託)やインデックス投資信託の中には、手数料1%以下の商品もあり、ロボットアドバイザーよりも低コスト運用できる商品もありますが、通常、投資信託の手数料は1%~3%が発生します。
ですが、ロボットアドバイザーの場合、基本的に投資する側に適したポートフォリオ(資産配分)の提案は、無料で、実際は運用面での費用が1%程度発生するだけです。
ロボットアドバイザーのサービスを利用することで運用コストが安くなります。
ロボットアドバイザー運用手数料基準比較
ロボットアドバイザー | 運用手数料の基準 |
WealthNavi(ウェルスナビ) ![]() |
1.0%(条件によって最小で0.5%) |
THEO+[テオプラス] docomo ![]() |
0.65%~1.00%(税別) |
FOLIO ROBO PRO | 300円(税別) |
楽ラップ | 0.99%(税込) |
ON COMPASS | 0.925%程度(税抜) |
投信工房 | 0.3%程度(税別) |
ロボットアドバイザーのサービスは、特定口座が利用できるので、確定申告の必要もありません。
資産運用は生きるために絶対するべき
2019年に世の中を騒がした、金融庁発表の金融審議会・市場ワーキング・グループ『高齢社会における資産形成・管理』の中で、『収入と支出の差である不足額約5万円が毎月発生する場合には、20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる。』ということが発表されました。
つまりは、『年金だけで将来生活したら、2000万円足りなくなって、生活できないよ。』ということです。
引用:金融庁HP『(別紙1) 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」』
この年金問題は、以前から足りないと分かっていたことなのですが、大々的にメディアに出たため、みんなが知ることとなりました。
でも、『本当に2000万円だけで済むのかな?』
僕は、5000万円くらいないとダメなんじゃないかと思います。
金融庁は、『つみたてNISA』『iDeCo確定拠出年金』等を勧めていますが、仕組みの把握や使いやすさ、手続き等に手間がかかるため、今後、簡単なロボットアドバイザーのようなサービスが注目され、増えてくると思います。
なので、今現在、資産運用や投資を考えてない人は早いうちに始めましょう。
早ければ、早い方はいいと思います。
資産運用で絶対やってはいけないこと
ロボットアドバイザーは、運用コストを低く抑えられますが、資産運用で絶対にやってはいけないことがあります。
直接、窓口に行って金融商品を相談すること |
窓口で勧められる金融商品は買ってはいけません。
当たり前のことなのですが、窓口は利益を上げたいのです。
つまりは、手数料で儲けたいのです。
あまり具体的な名称はあげられませんが、銀行や証券会社で勧められる金融商品は、ほぼ手数料が高いと言ってもいいと思います。
例えば、購入手数料3.3%(税込み)、運用手数料1.85%(税込み)の金融商品を1000万円で運用したとします。
- 購入手数料3.3%×1000万円=33万円
- 運用手数料1.85%×1000万円=18.5万円
購入手数料33万円+運用手数料18.5万円=51.5万円
つまりは、マイナス51.5万円
1000万円運用しようと、金融商品を買っただけで、マイナス51万円も取られるのです。
資産を増やそうとして、マイナス。
それを考えると、ロボットアドバイザーがいいです。
みなさんもこのロボットアドバイザーで資産運用始めてみませんか。
以上です。