【もう会社は守ってくれません】自立した意識で優位に立つ働き方 転職もアリ

 

なやむ君
今の会社で、定年まで働きたいけど、仕事はどんどん難しくなるし、どうしていけばいいんだろ・・。

 

 

こんにちは、かぴです。

 

 

今時代、企業は『終身雇用は守れない時代』に苦戦してます。

 

ぶっちゃけ、あなたの会社内でもそういう雰囲気があるのではないでしょうか。

 

僕の会社も、少なからずそういう雰囲気あります。

 

例えば、定年前の従業員に役職なしで責任業務をさせてるとか、数多くのリストラも、それを見合わせたような感はありますよね。

 

ある意味、『ブラック企業』もそういうところから生まれてくるのかもです。

 

それでも、まだ社会の仕組みが『終身雇用』を前提とした仕組みになっているので、それが歯止めとなっている部分もありますが、これが崩壊したら、企業に負担が上乗せされて、日本の経済がとんでもない方向へ行ってしまいます。

 

結局、個々に自立した意識を持って、社会と戦っていかなければ将来的に、企業の言いなりになってしまうわけです。

 

その辺も含めて、深堀していきたいと思います。

 

 

もくじ

終身雇用は無くならない?

 

結論から言います。『無くしたいけど、無くなりません。』というか、もう維持できない。

 

でも、10年先、20年先無くなる方向で考えているのは確かですが、維持できなくなっているのは確かです。

 

維持できない理由は、明確で日本は、

 

✔ 産業構造が日本独自

 

だからです。

 

そうなんです。産業構造が日本はちょっと違うんです。

 

 

苦しんでいる日本経済

 

株式投資などやってる人だと分かると思うのですが、アメリカと比較して、時価総額比率の大きい株の会社を見れば一目瞭然なのです。

 

日本は、自動車や銀行で、一方、アメリカはアイデアやITが牽引役です。

 

GAFAMなどです。

 

日本は物と金、アメリカは、アイデアや新しい発想。

 

どちらが速く動けると思います?

 

ぶっちゃけアメリカです。

 

つまりは、世界経済のグローバル化やソフト化、急速な技術革新が進んで、しかも変革のスピードは凄まじく速い潮流の中で、速く動けない日本経済は苦しんでいるんです。

 

その中で、日本企業だけが終身雇用を維持し続けることはかなり難しいのです。

 

その苦しんでる状態が連日TVやPCで流れているでしょ。

 

それが『NYダウと日経平均 成長率』です。

 

これが足掻いている証拠です。

 

 

NYダウと日経平均 成長率の比較

引用:マネックス証券

 

NYダウ平均と日経平均です。

 

明らかに成長率が違いすぎます。

 

関連記事からも、その理由が分かります。

 

 

終身雇用と新卒一括採用、そして2分化する企業

アメリカ式採用

 

アメリカ企業の場合、ある役職に空席が出来ると、社外から同じ仕事をできる人をヘッドハンティングして、途中採用しますよね。

 

雇用契約は、限定的で「この役職で仕事をしてください。」とポジション的に結ばれるものです。

 

だから、社内で穴埋めしようにも、本人同意がないと異同は厳しいので、高いお金を出して、他からヘッドハンティングしてくるわけです。

 

一方で、不況などで業績が落ちて、空きの役職がなくなったり、能力足らずで仕事が出来ない社員を会社の力で解雇することが出来ます。

 

その割には、同じ役職にいる限り、何年経っても待遇が上がらず、ステップアップするには、その上の役職に空きがあった時、自分で応募して登用されるしか方法はありません。

 

なので、よく違う会社に移って、役職が上がり収入も上がるという話を聞きますよね。

 

 

日本式採用

 

じゃあ、日本企業はどうかというと、採用は役職も職務も意味不明な『無限定雇用』ですよね。

 

企業が自由に人を動かせる人事権を持っています。

 

ある役職に空席が出来ると、組織の「ヨコ」と「タテ」で玉突きのように異動、昇進を繰り返して、最後には末端の空席に寄せることが出来、上の役職のある社員が何人辞めようと、新卒の一括採用で補充が完了してしまいます。

 

これって企業には凄く便利な仕組みで、そう簡単には手放せない仕組みなのです。

 

 

2分化する仕組み

 

日本の企業は、社員を解雇させるのが難しいですよね。

 

もし、空きの役職がない場合は、他の部署に転勤してもらえばいいし、能力がないというなら、能力にあった役職へ異動させればいい。

 

つまりは、『終身雇用制度』がなくならなくても、厳しい変革は行われるということです。

 

現に10年ほど前から、50代半ばで肩書が取れて、年収も大幅に減らす『役職定年制』という仕組みを導入した銀行や企業が増えました。

 

しかも、厚生労働省のデータによると、40~50代の労働時間は20〜30代より長く、管理職の労働時間は管理職でない社員よりも長いのです。

 

また、「賃金構造基本統計調査」によると、50〜54歳の大卒・男性・正社員で、課長になれたのは45%です。つまり過半数の人は課長になれません。

 

将来はさらに減り続けると考えます。

 

そう考えると、出世しない一般社員の存在も気がかりになります。

 

現にリストラの対象とみられている傾向がありますよね。

 

将来、役職が付いて上がる社員と、ただ会社のために労働力を提供するだけの社員。

 

そうやって、従業員は2分化されていくのが、日本企業の特徴です。

 

 

自律で考え、自立した意識で行動する。

 

企業の従業員は、企業の都合で2分化され、経営する人材と、ただ労働力を提供する人材に分かれるということです。

 

では、そんな企業の都合で、自分たちの生活が、脅かされないようにするためには、どうすればいいのか。

 

答えは簡単で、

 

自律で考え、自立した意識で行動する。

 

です。

 

 

引用:HR pro

 

つまりは、会社を自分のために利用しても、会社の力は借りずに、自分で考えて、自分の力で仕事をしていくこと。

 

社会や企業に惑わされない生き方をするということで、会社や人に依存しない生き方です。

 

極論として、『自分優先』の生き方。

 

これは単にわがままで、横暴に生きろと言ってるのではなく、すべて自分の権限で決めるということ。

 

『仕事を選ぶ権利は、あなたにもある。』

 

『仕事がなければ、勉強して仕事を作る能力もある。』

 

『働く権利もある。』

 

『会社は、生活のための資金を作るために働いている。』

 

『たとえ、企業の都合でリストラにあっても、自分で稼いでいく能力はすでにインプット済み。』

 

という自立した意識を持って生きて行くということです。

 

年齢に関係なく、会社にしがみつかない働き方をしていくということです。

 

社会がそういう流れで変化しています。

 

すでに会社の制度で感じ取れる部分はあるのではないでしょうか。

 

例えば、給与体形の見直し、昇進制度の見直しなどで、変化の見えるところで感じますよね。

 

退職金を確定拠出年金に変更して、「退職金は、自分で増やしてください!」みたいなことだったり、「確定申告を自分でしてください!」だったり、「年末調整を自分でして下さい!」だったり、今まで会社業務で行ってたことを従業員一人一人に振り分けてやってもらう。

 

そういう企業って、多くなってきていますよね。

 

 

自律で考え、自立した意識で行動する働き方とは。

 

最近の働き方は、自分でスキルアップの時間が取れるフリーランスの仕事をやる人たちが多くなってきていますよね。

 

フリーランスって、結局、自営業です。独立して自立した仕事のやり方で働いている人たちです。

 

自営業でも、会社員でも自律で考え、自立した意識で行動するということは、どちらも変わりはないのです。

 

なので、会社に勤めてやっていこうとする働き方でも、転職してステップアップしていこうとする働き方でもどちらも結論は、同じ働き方ということです。

 

すべては、あなたの権限にあるのです。

 

 

ジャンル別転職サイト・転職エージェント3選

 

転職サイトですが、結論からいうと、、、どこのサイトも大差なし。

 

いくつか登録しておけばOKです。

 

ジャンル別転職サイト・転職エージェント3選

 

最終は自分自身の判断です。

 

どんなに素晴らしい転職サイトだろうと、どんなに素晴らしいエージェントだろうと、転職先の会社が微妙だったら絶望的ですよね。

 

要するに、タイミングと相性の問題であって、最終的な判断は、自分自身にあるわけです。

 

まずは、サイトに登録してみて、転職案件の詳細を見てみて、考えて、企業担当者と会ってみて、面接で話をしてみて、工場だったら職場を見学してみて・・、こういったプロセスの中で、少しずつあなたの中で判断すればいいことです。

 

ポイントは、2つあります。

 

✔『企業が選ぶのではなく、あなたが選ぶ。』

 

あなたにも企業を選ぶという権利があるからです。

 

✔『曲げられない自分の価値観は、しっかりと主張すべき。』

 

あなたの存在あっての仕事です。会社の歯車ではないのです。

 

自立して生きましょう。

 

応援しています。

 

以上です。

 

 

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