

こんにちは、かぴです。
『米国株、バリュー株が狙い目!』なんていう話をよく聞きますね。
「そもそも、バリュー株って何?」と思っている方もいると思いますが、株式には、『グロース株』と『バリュー株』と呼ばれるものがあります。
「じゃあ、なんで今、米国株は『バリュー株』が狙いめなの?」という声が聞こえてきそうですね。
その辺も含めて解説していきます。
もくじ
大きな理由は『新型コロナ・ワクチンへの期待の高まり』
実用化秒読みとされる、新型コロナ・ワクチンの期待の高まりから開発企業への注目度が上がっているのと、実用化が始まれば進行が遅かった景気回復に拍車がかかり、経済が活性化すると見込んだ投資が多いからです。
そのため、価格が高騰する前のバリュー株に注目しているわけです。
ニュース等で話題になっていますが、新型コロナウイルスのワクチン開発競争で飛躍的進歩の可能性が示されたことで、バリュー株の値上がりが急進しました。
米ファイザーがドイツのビオンテックと開発しているワクチン候補が大規模な治験で90%を超える確率で感染を防いだことが報道がされましたが、そのため、バリュー株指数はハイテク株中心のナスダック100指数のパフォーマンスを大幅に上回る方向へ進展しました。
コロナ禍では超大型ハイテク銘柄が選好され、投資家はグロース株が新型コロナのパンデミックを乗り切るために最も有利な態勢にあると見込んでいたのですが、今後、効果的なワクチンが開発される可能性は、株式市場のグロース銘柄の転換のトリガーとなるかもしれないと考えている投資家が多いのです。
新型コロナウイルス・ワクチン関連株
現在、世界中で100以上の新型コロナウイルス向けワクチン開発プロジェクトが動いていると言われていて、その中でも現在、最も注目の8つの企業は以下のとおりです。
- ビオンテック(BNTX)
- ファイザー(PFE)
- モデルナ(MRNA)
- ノヴァヴァックス(NVAX)
- ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
- サノフィ(SNY)
- グラクソ・スミスクライン(GSK)
- エマージェント・バイオソリューションズ(EBS)
今後、各社の情報に注目です。
ETF(上場投資信託)にはないの?
「企業単体で見ていくのは良いけど、リスクが怖いなぁ・・。」という人もいると思います。
米国ETF(上場投資信託)にも、新型コロナ開発関連の企業が絡んだ銘柄もあります。
- ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド(XLV)
- iシェアーズ グローバル・ヘルスケア ETF(IXJ)
- iシェアーズ NASDAQ バイオテック ETF(IBB)
- ヴァンエック ベクトル バイオテックETF(BBH)
- DirexionデイリーS&Pバイオ株ブル3倍ETF(LABU)
順を追って解説します。
ヘルスケア・セレクト・セクター SPDR ファンド(XLV)
『 S&P ヘルスケア・セレクト・セクター指数 』に連動する投資成果を出すよう設計・運用されていて、配当利回り1.83 %です。
組入銘柄上位にジョンソン&ジョンソン、ファイザー製薬などあります。
組入銘柄上位5社
iシェアーズ グローバル・ヘルスケア ETF(IXJ)
『 S&P Global 1200 ヘルスケア 』に連動する投資成果を出すよう設計・運用されてます。
配当利回り、2.02%です。
組入銘柄上位5社
iシェアーズ NASDAQ バイオテック ETF(IBB)
『 NASDAQナスダック バイオテクノロジー指数 』に連動する投資成果を出すよう設計・運用されています。
配当利回り、0.26%です。
組入銘柄上位5社
ヴァンエック ベクトル バイオテックETF(BBH)
『 マーケット・べクトル米国上場バイオテクノロジー25インデックス 』に連動する投資成果を出すよう設計・運用されていて、配当利回り、0.29 %です。
組入銘柄上位5社
DirexionデイリーS&Pバイオ株ブル3倍ETF(LABU)
『 S&P バイオテクノロジー セレクト インダストリー インデックスの300%のパフォーマンス 』に連動する投資成果を出すよう設計・運用されています。
組入銘柄上位5社
3倍のパフォーマンスなので、100万円を1年間で145万円にします。
ちょっと、持っていても良いかもですね。
市場相場を確認して見てくださいね。
以上です。