

どうも、かぴです。
Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)の最新アップデート(KB4567409)が2020年6月18日に配信されましたね。
僕も仕事上、Microsoft Edgeを使っています。
みなさんの会社でも、PCの管理上、Microsoft Edgeや、IE(インターネット・エクスプローラー)を使っているところって、多いのではないでしょうか。
今回は、2019年1月にサポートが終わっているコンシューマ(民間)向けのWindows7 SP1に対して行われたということなのです。
Microsoft Edgeは、2020年1月15日に、『新しいMicrosoft Edge』ということでリリースされ、旧Edgeから、Google chromiumベースのウェブブラウザに更新されました。
なので、サポートされているすべてのバージョンの Windows および macOS との互換性があり、ますます使い勝手の良いブラウザーになって来ましたね。
でも、ここで疑問が湧いてきます。
『なぜ、Microsoft Edgeは、Google Chromeと同じ、Chromiumベースになったのか?』
その理由は、簡単に言うと、
ということです。
このことを、深堀して解説していきます。
Microsoft Edgeの使い方など、関連記事は下記から。
Microsoft Egdeを自分でダウンロード・インストールする方法を知りたい方は、こちらの記事からどうぞ。
Microsoft Edge最新バージョンの確認とアップデートのやり方を知りたい方は、こちらからどうぞ。
検索エンジンをBingからGoogleに変更するやり方を知りたい方は、こちらからどうぞ。
もくじ
Edgeは、IEの後続版
Microsoft Edgeの今までの経緯をさかのぼると、2015年に『Internet Explorer(IE)』に変わる新しいウェブブラウザーとして、発表されました。
それまでは、IEをがWindowsと同様に、長くWebブラウザとしての地位を確立していて、インターネットと言えば、IEでしたが、Google Chromeが登場してからは、『古さ』という理由もあり、Chromeがどんどん普及していきました。
そのため、IEは『11』で終了し、その後続版でEdgeが登場してきたわけです。
Egdeは『EdgeHTML』
『Internet Explorer(IE)』後続版のEgdeは『EdgeHTML』と言われるIEの『MSHTML(Trident)』を基に作られていて、IE向けに作られたページがすべてが閲覧できるわけではないですが、パフォーマンスが良く、マシンパワーを消費せず、安全性も高いWebブラウザでした。
でも、僕もそうでしたが、2015年のEdge発表の頃は、Chromeで拡張サービスが多くなり、『Edgeでも大きなトラブルはないけど、少ないサービスのEdgeを使うよりも、Chromeを使っている方が安心。』ということで、Chromeを使いだす人が多くなっていった頃です。
IE終了後、新しいWebブラウザ環境にしていこうとEdgeを開発したものの、なかなかEgdeの利用者が増えず、新しい『Edge』という環境下でのサービスもそんなに増えませんでした。
『ならば、多くの人が使用するChromeにターゲットを向けた方がいい。』
そんな思いが、最新Microsoft Edgeになり、マイクロソフトは、2018年末にEdgeをChromiumベースとすることを発表し、2020年1月に正式版を公開しました。
最新Microsoft Edgeはオープンソース
最新のMicrosoft Egdeは、Google chromiumベースで作られ、Chromeと同じオープンソースです。
下記は、ChromeとEgdeのバージョン情報です。
オープンソースとは、そのソフトウェアの内容、機能を記録した『ソース』(ソースコード)を、一定条件のもとで、誰もが利用、閲覧などが出来ることが特徴で、必要であれば、そのエンジンの内容・機能も修正出来るのが、オープンソース、すなわちGoogle Chromiumなのです。
また、Google Chromiumは互換性も高く、エンジンはChrome、Androidと同じく『Blink』で、macOSおよびiOS/iPadOSの『WebKit』です。
そもそも『Blink』は『WebKit』から開発したプロジェクトなので、当たり前ですが互換性は高いのです。
なので、Microsoft Egdeは、macOSおよびiOS/iPadOSiOS/iPadOSも使えます。
マイクロソフトがEdgeに移行した2015年以降、Chromeの勢力はどんどん強くなり、WebブラウザはWebKitとBlinkが主軸になっています。
みなさんもMicrosoft Edge使ってみてはどうでしょうか。
SEO最強のWordPressテーマ『Diver』を知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。