
伊藤かぴ
会社員、ブログ、株、投資信託で生きています。
ブログ歴4年、株式投資5年、投資信託20年のキャリア。
ブログと株式投資で半年で1000万達成ですが、現在、一連の影響で大暴落中!
仕事とブログのお悩み解決記事と投資経験の記事を中心に書いてます。
2020年の自動車納税の時期になりましたね。
僕のところにも、3通も届きました。
まあ、当たり前で、車3台持ってますので、当たり前なのですが。
今年は、例年と違って、新型コロナの影響で、納税できないとか、遅れるとかという話をよく聞きます。
納期期限は、5月末~6月1日ということですが、もし払えなかった場合は、何か手続き方法とかあるのでしょうか。
その辺も含めて、深堀、解説していきます。
もくじ
徴収猶予の「特例制度」あり
今年度の自動車税徴収は、『申請すれば、納税が遅れても致し方ない。』というスタンスです。
引用:総務省HP 「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方税における対応について」
※自動車税徴収は各都道府県、市町村になりますので、各市役所、各県自動車税事務所HPをご参照ください。
『自動車税コールセンター 〇〇』で検索をクリック。
〇〇には、現在お住いの県名を入力してください。
例えば、東京都なら、『東京』。千葉県なら、『千葉』の手順です。
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新型コロナの影響で、納税が困難な場合、基本的にどの自治体も納税猶予の対象にしているので、申請して認められれば、期限が1年間の猶予で、遅延しても大丈夫です。
しかも、無担保、延滞金は発生しません。
(注)猶予期間内における途中での納付や分割納付など、事業の状況に応じて計画的に納付していただくことも可能です。
じゃあ、どういう人が対象かというと、収入が前年度比で20%減の人で、納税したら生活が困難な人ということです。
ということですのです。順に解説します。
①前年同期に比べて概ね20%以上減
注目するポイントは、『収入20%以上減』というところ、なぜ、『20%』なのかというと、基準については、国税庁と同じ文言を使っています。
20%の理由とは、リーマンショック直後の企業の四半期別の売上高の減が最大で△20.4%( 2009年1-3月期)であったことが、この『20%』の根拠ということです。
「じゃあ、個人には、まったく関係ないじゃん。」と思った人もいると思いますが、次のような掲載もありました。
引用:国税庁HP「新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へ」
ということなので、やむなく自宅待機を命ぜられたとか、お子さんが、休校になって面倒を見るため、などの理由で仕事の日数が減り、収入が著しく減った方、一度ご相談ください。
『自動車税コールセンター 〇〇』で検索をクリック。
〇〇には、現在お住いの県名を入力してください。
例えば、東京都なら、『東京』。千葉県なら、『千葉』の手順です。
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② 一時に納付し、又は納入を行うことが困難であること。
この意味を理解するの、本当に困難ですね。
簡単に言うと、「税金払ったけど、明日の食材を買うお金ないじゃん。」みたいな人です。
自動車税を納税したけど、そのため、明日からの生活が難しい方です。
つまりは、コロナの影響で仕事を解雇されたとか、コロナにかかってしまい隔離生活で働けない人とか、そういう人が対象のようです。
『前年同期に比べて概ね20%以上減』でなくても、条件が認められる場合もある。
『前年同期に比べて概ね20%以上減』未満でも認められる場合もあります。
ということなので、『条件に合わないから』というのではなく、あくまでも『特例制度』ですので、一度相談してみるといいです。
『自動車税コールセンター 〇〇』で検索をクリック。
〇〇には、現在お住いの県名を入力してください。
例えば、東京都なら、『東京』。千葉県なら、『千葉』の手順です。
上記以外でも、その他の対象がある
上記以外でも、対象となる場合もあります。
✔ 本人または生計を同じにする家族が病気にかかった場合。
✔ 事業を廃止、または休止した場合。
✔ 事業の利益減少などにより著しい損失を受けた場合。
などが、対象となるケースもあります。
各自治体により、条件が変わる場合もありますので、各都道府県、市町村にお問い合わせください。
申請は、意外と面倒
『徴収猶予申請書』で、2枚あります。
引用:総務省HP 「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方税における対応について」
※自動車税徴収は各都道府県、市町村になりますので、各市役所、各県自動車税事務所HPをご参照ください。
注目する点は、『② 猶予額の計算』です。
前年度の今時期と、現時点の収支状況の把握です。
ここは正確に申請しないといけないポイントになります。
前年度との比較と『当面の運転資金の状況』も申請しないといけないということです。
このことを考えると、個人で申請する場合は、申請内容の計算等にかなりの労力と時間がかかりますね。
それを考えると、少しづつでも払っていった方が得策の様な気がします。
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分割という手段がある
自動車税納税通知書に同封されている『自動車税のしおり』にも記載されていましたが、『分割払い』という手段があります。
例えば、クレジットカードの利用です。
自動車税をクレジット払いにして、分割してしまえば、返済が後になる分、時間的に猶予を考えることが出来ます。
クレジットは、先払い。先に税金を払ってしまえば、納税の遅延や延滞は逃れることが出来ます。
また、新型コロナ影響で感染ピークが落ち着いてきた中、現段階で失業中や休業中の方や、また何らかの理由で期限内に納税できない方、都道府県税事務所との交渉により分割払いに出来ます。
早めの相談が最善の解決策となりますので、ぜひ、各都道府県の自動車税コールセンターへ相談してください。
『自動車税コールセンター 〇〇』で検索をクリック。
〇〇には、現在お住いの県名を入力してください。
例えば、東京都なら、『東京』。千葉県なら、『千葉』の手順です。
自動車税は、支払う方向で考えましょう
毎年、この時期になるとやってくる自動車税ですが、今年は新型コロナの影響で、自動車税の支払いに困惑していました。
新型コロナ感染者拡大防止対策の中、満足に仕事にも行けず、また、お子さんをお持ちのご家庭は、学校が休みのため、仕事も休まなければいけない。
そんな生活の中、収入は減って、生活にも支障が出る。
ですから、新型コロナウイルスの影響で自動車税や軽自動車税が払えない場合は、早めに各自治体の窓口に相談することが良いと思います。
以上です。