

理由をちょっと知りたいなぁ。
こんにちは、かぴです。
ビットコインが高騰してますね。
ビットコイン価格上昇の理由として、新興国のインフレ激化が可能性としてあげられるということを以前のブログで書きましたが、今回の高騰は、ちょっと理由が違うんです。
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このビットコイン高騰は、先週10月22日に上がり始め、同日には一時、130万円を超え、現在の10月31日はもっと上がって、140万円を超える強気相場となっています。
引用:DMMビットコイン
これは、8月につけた高値を超えて年初来高値、2019年7月以来の高値水準です。
ここまで高騰すると、その理由が知りたくなりますよね。
出遅れ感はありますが、僕も昨日、3万円ほど買い足しましたが、結果としてどうでしょう。
『高騰の今、買ってどうする?』っていう声も聞こえてきそうですが、要はもっと上がればOKです。(希望)
その辺も含めて、解説していきます。
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もくじ
高騰の理由は、企業の市場参入
結論として、今回の高騰の理由は、企業が市場へ参入したからです。
米オンライン決済サービス大手のPayPal(ペイパル)が10月21日にビットコインの取り扱いを開始すると発表したのが背景にあります。
今後、ペイパルの利用者がデジタルウォレットから暗号資産(仮想通貨)を購入、保有、売却できる仕組みになります。
年内は売買手数料を無料、2021年初頭には、暗号資産を使って約2600万の小売店で買い物をできるようになり、対応する暗号資産は、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコインの4種類で、数週間以内に米国でサービスを開始するとのことです。
そのため、多くの投資家がビットコイン購入に走ったと見られています。
ペイパルは、全世界に3億3600万人のユーザーが利用しているサービスです。
つまりは、それだけ仮想通貨を利用する可能性があるわけです。
この事により、値上がりすると予想した世界中の投資家がビットコインを購入したため、今回のビットコイン高騰につながったわけです。
これが今回、ビットコイン高騰の理由です。
ビットコインは今後も伸びる可能性大
僕は、この強気相場が、一時的なものではなく、今後も引き続き伸びていくと考えています。
2017年末~2018年初頭に、ビットコインは1BTC=220万円の最高値を記録しましたが、その後は失速し、2018年末には1BTC=30~40万円まで下落してしまいましたよね。
その後少し持ち直し、2020年10月現在は「1BTC=110万円前後」で価格推移していますが、今後、これがますます伸びていく可能性があるのです。
なぜ、そう言い切れるのかというと、明確な理由があるからです。
僕が今後もビットコインが伸びると考える理由は次の4つあります。
-
ビットコインETF承認
-
暗号資産(仮想通貨)事業への大手企業の参入の活発化
-
決済通貨として普及する可能性大
-
仮想通貨に対しての法律整備
順を追って解説していきます。
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ビットコインETF承認
これは延期されていますが、理由として一番大きいものは、この『米国証券取引委員会(SEC)によるビットコイン上場投資信託(ETF)の承認』なのです。
『延期されているのに、何で高騰の理由なの?』という声が聞こえてきそうですね。
この『ビットコイン上場投資信託(ETF)の承認申請』は、もう少しでOKという段階まで来ており、今後、世界中でビットコインが利用される中、ビットコインの利用価値の経緯の中で、可能性として最も具体的、現実的だからです。
ちょっと、表現が難しすぎました。ぶっちゃけでいうと、『ビットコインの利用価値が世界中で認められ始めて、どんどん買う人がいて流行ってるのに、米国証券取引委員会(SEC)は承認しないのかよ!おかしいだろ、そんなの!』という世界的な目線でみんな見ているからです。
もっと簡単に言うと、『道路もあって、車も用意されて、乗りたい人がたくさんいるのに、どうして走ってダメなの?』的な感じですかね。
なので、絶対に高騰するのです。
現在、上場投資信託(ETF)の承認申請しているのは、以下の3つあります。
- ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)のETF商品
- ヴァンエック(VanEck)とソリッドX(SolidX)のETF商品
- ウィルシャー・フェニックス(Wilshire Phoenix)の米短期債投資信託
現状では、SECは、これまでに申請されたETFのいずれも承認されておらず、その理由として仮想通貨取引における『詐欺的で操作的な行為および慣行』に対する懸念を挙げているのですが、時代背景的にビットコインの有効性、利用価値など考えると、そう遠い話でもないように感じます。
ビットコインがETF承認されると以下のような効果が期待できます。
- ビットコイン知名度・信頼性向上
- 機関投資家の流入
- 個人投資メリットが大きくなる
ビットコインの知名度や信頼性が上がると、機関投資家、例えば、生命保険会社、損害保険会社、信託銀行、普通銀行、信用金庫、年金基金、共済組合、農協、政府系金融機関など、大量の資金を使って株式や債券で運用を行う大口投資家が流入してきて、市場が拡大し、同時にそのメリットが個人投資家にも影響してくるということです。
なので、暗号資産(仮想通貨)事業に携わろうとしている企業などは、早急にETF承認をして欲しいわけです。
そして、その時を世界中のみんながビットコインを買って注目していて、その期待感からビットコイン高騰がグングン伸びていくわけです。
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暗号資産(仮想通貨)事業への大手企業の参入の活発化
上記で書いたことも影響するのですが、近年、日本国内を見ても、以下のような暗号資産(仮想通貨)事業への参入がありました。
- 楽天:国内暗号資産(仮想通貨)取引所「みんなのビットコイン」を買収
- スターバックス:暗号資産(仮想通貨)決済プラットフォームBakktを通じて、ビットコイン決済を導入
- LINE:暗号資産(仮想通貨)取引所「BITBOX」と「BITMAX」を開始し、独自通貨「LINK」を発行すると発表
- 三菱UFJ銀行:「MUFGコイン」の導入と海外取引所「coinbase」に出資
大企業の暗号資産(仮想通貨)事業への導入が多くなれば、ビットコインの需要増加につながり、その価値も長期的に上昇していく可能性が大きくなります。
また、世界を見てみると、仮想通貨を取り締まってきた中国が、デジタル通貨導入の体制になったことを発表したりしてましたよね。
ビットコインを始めとする、仮想通貨の事業としての有効性に気が付き始めたようです。
決済通貨として普及する可能性大
新興国の法定通貨の価値下落の逃げ場として、ビットコインが使われるようになりましたよね。
理由としては、インフレの新興国通貨では、長期的な貯蓄をしていても、自国通貨価値が紙切れ同然になってしまい、考えられないくらい価値が下がってしまうので、国民はそうなる前に、資産防衛として米ドルや金を選好する傾向があるのです。
ですが、経済措置で米ドルが流通しにくい国だったり、過剰な課税だったり、お国柄、強盗や窃盗が多発する国だったり、資産防衛もままならない国が多くあるんです。
そういう地域では、仮想通貨が使われます。
便利で利用価値が高いですからね。
インターネットを介して利用でき、国や金融機関などを通さない、しかも、国や地域をまたいで取引や決済ができる。
そのため、ビットコインの価値が上がり、相場の価格に反映されます。
詳しく知りたい方は、以下の記事をどうぞ。
仮想通貨に対しての法律整備
日本では、2017年4月以降、暗号資産(仮想通貨)が『資金決済法』という法律の中で定義され、規制されてきましたよね。
ですが、ビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)は、技術開発や新たな関連サービスの登場と普及が速すぎて、2017年4月の法改正からたった1~2年で状況が大きく変わってしまいました。
このような背景のもと、投資家や利用者保護の観点から、2019年5月に『令和元年資金決済法等改正に係る政令案等』が国会で成立し、『改正資金決済法』として、2020年5月に施行されました。
仮想通貨の法律上の名称が『暗号資産』と明確になったことや、暗号資産の保管業務の提供に『暗号資産交換業としての登録』が必要になったり、有価証券の性質を持ったトークンによる資金調達を行う際に従うべき法律が、『資金決済法、金融商品取引法』と明確になったりしました。
ぶっちゃけでいうと、法整備すると信用度が高くなります。
そのため、今までビットコインを『何か怪しいー!』って疑っていた人たちが興味を持ち、ビットコインを購入する人たちが多くなる。
すると、市場は活性化し、価格は高騰します。
以上が、僕が、この強気相場が、一時的なものではなく、今後も引き続き伸びていくと考える根拠です。
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ビットコインは、まだ始まったばかり
上記のように、ビットコインはまだまだ伸びていくと考えるのですが、そもそも、仮想通貨はまだ始まったばかりです。
セキュリティーにおいても、仮想通貨の根幹技術である『ブロックチェーン』は不正や改ざんに対して非常に強固であり、非常に高いものなのです。
ですが、『取引所のプラットフォームの脆弱性を突かれる犯罪』や『ビットコインの51%攻撃』という非中央集権の仕組みの問題で、多数決方式で承認作業を行っていると、仮にそれが間違った取引であっても、51%の人が正しいと認めてしまえば正しい取引として承認されてしまい、ほぼ、ブロックチェーンが操作されてしまう可能性がある問題などがあります。
たくさんの課題はありますが、そんなネガティブな話でもみんなに注目されるのは、ビットコインを始めとする仮想通貨の可能性をみんなが信じているという証拠ではないでしょうか。
楽しみですね。
以上です。
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