ビットコイン急騰の要因はダークウェブから1000億円BTC押収って関係あるの?【ちょっと怖いかもです】

ビットコインが160万超えの要因に『米政府ダークウェブ「シルクロード」から1000億円BTC押収』も影響していると言われてますが、そもそも『ダークウェブ』や「シルクロード」って何なんだろ?

 

 

こんにちは、かぴです。

 

ビットコインが11月6日、160万円超えの急騰です。

 

引用:Coincheck

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今回の160万超え、ビットコイン急騰の要因は以下の通りと言われています。

 

ビットコイン急騰!160万超えの要因
  • 日米株式市場の高値更新
  • 米大統領選の不透明感
  • 新型コロナウイルスに伴う大規模金融緩和
  • インフレヘッジ目的(企業含む)
  • 高値更新によるFOMO(乗り遅れることによる危機感)

 

以上のことが一般的にはビットコイン急騰の要因ということのようですが、その裏で『米政府が、ダークウェブ「シルクロード」に関係するアドレスが所有する10億ドル相当(約1000億円)のビットコイン(BTC)を押収した』ということも、上昇相場を押し上げる要因になっているとも言われています。

 

そもそも、『米政府が、ダークウェブ「シルクロード」に関係するアドレスが所有する10億ドル相当(約1000億円)のビットコイン(BTC)を押収』ってどういうことなんでしょ?

 

ダークウェブとは何なのか、シルクロードって何なのか?また、ビットコインとの関係は?

 

その辺を深堀り解説していきます。

 

もくじ

インターネット階層

 

みなさんが日頃使っているインターネットは、大きく分けて3層に区分けすることが出来ます。

 

引用:Asgent報道資料

 

上記をもっと詳しく解説しますね。

 

4%のWorld Wide Webコンテンツ階層『サーフェスウェブ』

 

『サーフェスウェブ』はWebコンテンツの4%ほどであり、検索可能なコンテンツの階層で、一般的にGoogleやYahoo!を使って、検索出来ます。

 

企業や公共機関などの公式サイトや、会員制・パスワード制になっていないSNSやECサイト、ブログなどがこれに当たり、誰でも目に触れることができます。

 

僕たちが、毎日使っているインターネットは、この『サーフェスウェブ』に当たり、文字通りインターネットの表層ということになります。

 

検索回避の機能や、パスワードなどを必要とする階層『ディープウェブ』

 

一方、通常のブラウザ(Edge、ChromeやFirefox、Safari等)でアクセスすることができる点はサーフェスウェブと同じですが、検索回避の機能や、パスワードなどを必要とするコンテンツ階層のことを『ディープ・ウェブ』といいます。

 

ディープウェブはWebコンテンツの95%を占めており、ほとんどの検索エンジンでは検索が出来ないWebメール、オンラインバンキング、企業イントラネットなどが該当します。

 

検索エンジンでは絶対見つけられない階層『ダークウェブ』

 

『ダークウェブ』は1%のコンテンツ階層で、検索エンジンでは見つけられないだけでなく、通常のブラウザでの閲覧は不可能のため、専用のツールが必要です。

 

攻撃が計算され、攻撃ツールの購入や情報のやり取りがされ、マルウエアなどの開発、検証、販売、アップデートがされる場所となっています。

 

違法性が高い情報や物品が取引されたりしているという事実もあります。

 

ダークウェブの情報技術とビットコインの関係

 

ダークウェブの元になった技術は、米国海軍によって開発されたもので、情報通信の秘匿性を確保する目的がありました。

 

そのために考案されたのが、『オニオンルーティング』という技術で、玉ねぎ(オニオン)のようにいくつものレイヤーによってユーザーを隠す技術でした。

 

オニオンルーティング技術は、『Tor(The Onion Router:トーア)』と呼ばれるようになり、その匿名性という特徴のため、民主化運動などにおいて2005年頃から拡がり、違法な取引に使用し始めるようになりました。

 

そして2009年に登場したビットコインをはじめとする暗号資産(仮想通貨)の流通開始。

 

ダークウェブで取引されるものは、ID・パスワード、個人情報、クレジットカード情報、マルウェア・ランサムウェア作成情報、ウェブサイト攻撃、企業の機密情報など、ありとあらゆるものに拡がり、組織化・ビジネス化が進んで行き、その中で、ビットコインを始めとする暗号資産も、所有者の匿名性が高いため、ダークウェブにおいて、足がつきにくい金銭取引・決済手段として決済ニーズにマッチしていった背景があります。

 

闇サイト『シルクロード』

 

闇サイトとは、自身のサイトの設置場所などを特定されないよう、ダークウェブを利用し、上記にも書いてある通り、『ID・パスワード、個人情報、クレジットカード情報、マルウェア・ランサムウェア作成情報、ウェブサイト攻撃、企業の機密情報など』を違法な販売取引する不正サイトのことです。

 

ダークウェブで運営されていた闇サイトの中でも、最も有名な存在は「Silk Road」という不正サイトです。

 

引用:トレンドマイクロ セキュリティブログ

 

闇サイト「シルクロード」は、Torネットワーク上で運営され、2013年に米国FBIが運営者を逮捕し閉鎖に追い込まれるまでの2年半、違法薬物から銃器、マルウェアや様々な個人情報から、暗殺依頼までもが販売されていましたが、2015年にシルクロードの創設者の起訴が成功したものの、「利益で上げたビットコインはどこに行ったのか?」という疑問が残されていました。

 

そして、突然1000億円のビットコインが動き出す

 

マーケットプレイスから発信された約70KBTCが再び移動しました!現在、69370BTCは次のアドレスにとどまります:bc1qa5wkgaew2dkv56kfvj49j0av5nml45x9ek9hz6 これらのファンドとの関係を回避するために、ユーザーはこの最近の動きに注意を払う必要があります。

 

2013年のシルクロード閉鎖以来、休眠していた約10億ドル相当のビットコインが、11月4日に突然動かされたため、『ビットコイン急騰の要因なのでは?』と話題となりましたよね。

 

米国司法省の声明によると、『政府はウォレットの保有者の身元を把握しており、ハッカーが管理するウォレットからビットコインを移した』ということのようですので、この件が直接ビットコインの値動きに影響してる可能性としては低いと思います。

 

ウォレットとは、トレードに参入してないビットコインを一時的に保管しておく場所で、値動きには直接作用されない場所です。

 

仮に影響しているとしたら、この情報を鵜呑みにしたトレーダーが、先行きの懸念を誤解して動かしてる可能性が大きいと僕は感じました。

 

ちなみに、「シルクロード(Silk Road)」に関連するもので、今回の1000億円のビットコイン押収は、アメリカ史上過去最大規模のものとのことです。

 

でも、このような事件があると、実際はビットコインって安全性高いのに、やっぱり「怪しーい!危険!」って疑う人が多いんでしょうね。

 

僕は、その方が、結構、面白かったりするんですけどね。

 

以上です。

 

 

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