自動運転とAI(人工知能)の開発スピードと自動運転能力定義とは。

 

どうも、かぴです。

 

トヨタとソフトバンクが提携も、当初は、自動運転の開発が目的とか言われていましたが、どうも最近の話では、もっと違うところに目的があるようですね。

 

とにかく、30年先のことを考えている方たちなので、僕にはさっぱり見当もつきません。

 

しかも、僕の30年後なんて、多分、死んでるし。

 

静かに見守りたいと思います。

 

自動運転にはAI(人工知能)が搭載されるでしょうね。

 

みなさんは、NVIDIA(エヌビディア)という会社をご存知ですか?

 

ゲームをやっている方や、パソコンに詳しい方なら、聞いたことありますよね。

 

グラフィックボードなどGPUを作っている半導体メーカーなのですが、最近ではAI(人工知能のコンピューティング企業として有名になってきています。

 

その辺も含めて、『自動運転とAI(人工知能)』について解説して行きたいと思います。

 

 

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もくじ

半導体からAI(人工知能)の開発で爆発的な成長をしているNVIDIA

 

自動運転とAI(人工知能)は切り離せない技術と思うのですが、AIに自動運転を覚えさせるためには、どのくらい時間がかかると思いますか?

 

アメリカのランド研究所の研究によれば、『AIによる運転の安全性を人間より20%向上させるためには、自動運転(テスト)車を約177億キロ走行させてデータを蓄積し、学習させる必要があると言います。これは現実世界に置き換えると、100台の車両を24時間365日走らせて518年かかる計算』になるといわれています。

 

100台の車両を24時間365日走らせて518年。

 

途方もない時間です。その前に出来るのですかね。

 

ところが、NVIDIAは、明るさや天候から、建物や路面の形状、街路樹の葉っぱまで厳密に再現した仮想都市空間を構築した上で、さまざまなセンサーを使って取得した車両データを活用して、仮想車両の側も力学的に実際の動きを再現。

 

地域によって異なる交通ルールも含めたあらゆるシナリオをシミュレーションできるプラットフォームをつくり上げ、AIの学習時間を劇的に短縮させたといわれています。

 

しかも、NVIDIAは自動運転が実用化されるタイミングを2年以内と宣言しています。

 

これを、『AIトレーニングのデジタル化』というそうなのですが、現在のNVIDIAの爆発的な発展を考えれば、出来そうですよね。

 

また、NVIDIAは、『半導体の世界では、回路の集積密度が18カ月(あるいは24カ月)ごとに2倍になるという「ムーアの法則」が定説とされてきましたが、もはやそのような(展開の遅い)時代も終わる。』ともいっています。

 

日本企業も自動運転に関する実証実験をし、開発を進めているところもあるのですが、この話を聞いてしまうと遅いのかもしれません。

 

 

自動運転レベル0〜5までの定義とは。

 

自動運転には能力定義があって、現在で日本政府や米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) により定められたレベルが0~5まであります。

 

レベル0は自動運転に関する装備が全くない通常の乗用車、レベル5になると乗用車がシステムによって自律的に走行するものとなっています。

 

この自動化のレベルは車の運転を人間が判断して行うか、システムが判断するかのバランスを表しています。

 

それでは、各レベルを見て行きましょう。

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自動運転レベル0(運転自動化なし)

 

自分で車を運転すること。自動運転機能が付いていない乗用車のことをいいます。

 

前方衝突警告システムなどのアラートが付いていても、運転への制御ではないためレベル0と見なされ、分類されます。

 

 

自動運転レベル1(運転支援)

 

ハンドル操作や加速・減速などの運転のいずれか1つを、車が支援してくれるものをいいます。事故が起きそうな状況を車で判断して自動ブレーキする機能や、車の走る・止まる動作を自動でしてくれるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)がここに分類されます。

 

・ACC(アダプティブクルーズコントロール=車間制御機能)

・車線逸脱防止支援システム 

 

自動運転レベル2(部分運転自動化)

 

ハンドル操作と加速・減速などのうち、同時に複数の操作を、車が支援してくれるものをいいます。ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が進化したものがこのレベル2になります。ただドライバーは、しっかりと周囲の状況を確認する運転が必要であることに変わりはなく、一定時間ステアリングから手を放しているとシステムが解除されるなどの機構を搭載している車もあります。

 

・渋滞時にステアリングやブレーキを操作しなくても先行車に追従する。

・方向指示器の操作によって自動的に車線変更を行う。

 

現在では、多くのメーカーの最新モデルがレベル2を搭載しています。

 

日産・セレナやテスラ・モデルSが有名ですが、現在ではスバル・レヴォーグやレクサス・LSも対応しています。

 

 

自動運転レベル3(条件付き自動運転)

 

レベル3から、限定的な状況下ですべての操作をシステムが制御するものです。しかしシステム側が手動運転の必要性を察知した際は切り替えが行われ、ドライバーの操作が必要になります。また、交通量が少ない、天候や視界がよいなど、運転しやすい環境が整っていることも条件です。万が一の際の責任はドライバーが負うものとなります。

 

ドライバーは必ず運転席に座っている必要があります。

 

現在では、アウディ・A8、キャデラック・CT6(人がいない場所に限定される)が自動運転レベル3の車両を発売しています。ただし、日本国内では法整備が追いついていないため、この機能を使うことはできません。

 

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自動運転レベル4(高度自動運転)

 

レベル4になると、レベル3の条件からドライバーが乗らなくてもOKとなります。ドライバーがの操作が必要ないのは交通量が少ない、天候や視界がよいなど、運転しやすい環境が整っているという条件は必要になります。

 

このレベルでは万が一の際の責任の所在はシステムが負います。

 

まだどのメーカーも販売しておらず、コンセプトカーのみとなっています。

 

しかし、日本政府は、2020年に開かれる東京オリンピックまでにレベル4の実現を目指すとしています。

 

 

自動運転レベル5(完全自動運転)

 

現在最高レベルである「レベル5」は、どのような条件下でも、自律的に自動走行をしてくれる車です。

 

レベル4同様に、車が交通状況を認知して運転に関わるすべての操作を行います。レベル5になると、場所の制限がなくどんな条件であっても自動運転が可能です。

 

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まとめ

 

現在の国内の自動運転開発での能力定義はレベル1~2です。

 

ですが、アウディのコンセプトカーでNVIDIA製の自動運転ユニット「zFAS」の次世代版を搭載し、自動運転能力定義4(高度自動運転)仕様のコンセプトカーが今年のフランクフルトモーターショーで発表されます。

 

あくまでも、コンセプトカーですので、実用的に街の中を走りだすには、まだまだ時間がかかるようですが、現在の技術の進化のスピードは速いです。

 

『AIトレーニングのデジタル化』もAI学習を人間がインプットするのではなく、AIにさせる時代もすぐそこまで来ていると考えます。

 

以上です。

 

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